当法人は、栗林 輝 が主催する「秩序とカオス展」に共催として参画し、会場運営の統括・技術支援や各種支援システムの開発及び運用を通じて、中高生主体の本イベントの実現を全面的にバックアップいたしました。
開催概要
事業名: 秩序とカオス展 〜札幌の自然を再発見するメディア芸術プロジェクト〜
開催日程: 2026年7月29日(水) 13:00〜19:00 / 7月30日(木) 10:00〜17:00
会場: 札幌市民交流プラザ 1F SCARTSコート
主催: 栗林 輝・宮嶋 舟・須藤 柊
共催: 特定非営利活動法人SETB
助成: 令和8年度 札幌文化芸術交流センター SCARTS 文化芸術振興助成金交付事業 (公益財団法人札幌市芸術文化財団)
総来場者数: 述べ357名
スタッフ (Node含む): 約40名
事業の目的とコンセプト
本展覧会は、札幌の自然に内在する多様な「美」を手がかりに、「秩序」と「カオス」という2つの視点から現象を捉え直し、メディア芸術の手法で可視化・体験化する市民参加型の展示プロジェクトです。
札幌市内の中高生アーティスト約15名が制作の中心を担い、「多様性と統一性」「ミクロとマクロ」「自然と人工」という3つの切り口から、日常の中に潜む「TOK (知の理論)」を探究する空間を創出しました。
主な活動内容・展示の様子
「札幌の自然を再発見するメディア芸術プロジェクト」というサブタイトルのもと、4つのコアが展開されました。
- メディア芸術作品の展示と対話: 会場では、各作品に「思考を促す問い」が設定され、来場者と制作アーティスト、そして運営ボランティアが直接対話 (ディスカッション) を交わすことで、世代を超えた新たな気づきの場が生まれました。
- 市民参加型ワークショップの実施: 「作品制作に参加してみる」をテーマに、モールや針金を使って小さな「木」を作るワークショップを開催。参加者一人ひとりの手から生み出された「小さな揺らぎ」を持つ木々が集まり、会場中央にひとつの大きな「森 (秩序)」が組み上がっていくプロセスを体験いただきました。
- ディレクタートークの開催: 会期中、本展のNode (ディレクター: 栗林・須藤) によるトークセッションを実施。それぞれの秩序とカオスに関わる体験や、本展のデザインなど、多角的な視点から本展の裏側に迫るセッションとなりました。
- もう一つの作品「Instagram展」: 公式Instagramアカウントのプロフィール画面全体を使ったグリッド投稿を実施。多様な投稿内容と一貫したデザイン (多様性と統一性)、1つ1つの投稿と上下左右に連続した投稿との内容・デザイン的な繋がり (ミクロとマクロ)、自然と目に入る1枚目と自らスワイプすることで内容が深まる構成 (自然と人工)。全てを包括した1つの作品として、オンラインとオフラインを横断するコンセプチュアルな広報展開を行いました。
当法人の役割と貢献
特定非営利活動法人SETBは、本展において以下の技術的・組織的支援を実施しました。
- 独自運営システムの開発と運用: アーティストの作品カルテ、経費精算フロー、約20名の運営ボランティアのシフト管理を統合した専用ポータルを開発し、ペーパーレスかつ高度な現場マネジメントを実現しました。
- テクニカルディレクション: 当法人理事の須藤がテクニカルディレクター及び運営事務 (会場統括) として参画。SCARTSコートのオープンな環境下における映像・音響機材の要件定義、インフラ配線、サイネージ構築、トランシーバーを用いた緊急対応網の確立など、先述のポータルを最大限に活用し安全で高品質な展示空間のインフラ構築を主導しました。
今後について
当法人では、この事業が当法人のビジョンである「新たな価値を学習者自身が生み出せるようにする」ことの支援であると考えております。
本事業の趣旨をご理解いただき、資金面や運営面などでご協力いただける方がいらっしゃいましたら、お問い合わせよりご連絡いただければ幸いです。